旺文社世界史事典 三訂版「アウグスブルク」の解説
アウグスブルク
Augsburg
ローマ皇帝アウグストゥスによって建設されたのでこの名がある。中世末以来,ヨーロッパ随一の銀・銅の産地として知られ,ヨーロッパ商業の中心となった。1276年自由都市となる。最盛期は15世紀後半で,フッガー家・ヴェルザー家などの大金融業者がこの町の支配権を握った。1555年に宗教和議がここで結ばれたことは有名。17〜18世紀にはしばしば戦場となって衰微した。
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