アサフィエフ

百科事典マイペディア「アサフィエフ」の解説

アサフィエフ

ロシアの作曲家,音楽学者。サンクト・ペテルブルクに生まれ,同地の音楽院で作曲家リャードフらに学んだのちマリインスキー劇場にバレエ伴奏ピアノ奏者として勤務。劇場音楽の経験を深める。ソビエト政権成立後は作曲活動の一方社会主義リアリズム路線の代表的理論家・評論家として活動し,多くの著書刊行。1925年母校教授。作曲家としては19世紀ロシア音楽様式を踏襲し,今日でも上演の機会の多い《バフチサライの泉》(1934年)ほか全28曲のバレエ音楽オペラ交響曲などを残した。

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世界大百科事典 第2版「アサフィエフ」の解説

アサフィエフ【Boris Vladimirovich Asaf’ev】

1884‐1949
ソ連邦の作曲家,音楽学者。1908年ペテルブルグ大学文科,10年同音楽院作曲科卒業。専属音楽家としてマリインスキー劇場に勤め,劇場音楽への造詣を深めた。革命後はイーゴリ・グレボフの名で評論活動も盛んに行った。現在もソ連の音楽美学の主要な概念となっている〈抑揚(イントネーション)〉の理論を完成し,音楽学者としてはじめてアカデミー会員に選ばれた(1943)。作品としては,バレエ音楽《パリの炎》(1932),《バフチサライ》(1934),《カフカス捕虜》(1938)などが知られている。

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