コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アニシジン(英語表記)anisidine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アニシジン
anisidine

化学式 CH3OC6H4NH2o 体,m 体,p 体の3種の異性体がある。 o 体は沸点 225℃,m 体は沸点 251℃,p 体は沸点 246℃。どれも染料合成中間体として利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アニシジン
あにしじん
anisidine

芳香族アミンの一つ。アミノアニソール、メトキシアニリンともいう。o(オルト)m(メタ)p(パラ)の3種の異性体がある。
 いずれも、それぞれ対応するニトロアニソールを鉄、亜鉛などの金属と酸によって還元すると得られる。o-アニシジンおよびm-アニシジンは淡黄色の液体であるが、p-アニシジンは無色の固体である。各異性体とも水にはほとんど溶けないが、アルコール、エーテルなどの有機溶媒には溶ける。o-アニシジン、p-アニシジンはアゾ染料、ナフトール染料(アゾイック染料)の合成中間体としてとくに重要である。o-アニシジンは発癌(はつがん)性があるといわれている。[山本 学]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android