アメリカ合衆国領バージン諸島(読み)アメリカがっしゅうこくりょうバージンしょとう(その他表記)United States Virgin Islands

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アメリカ合衆国領バージン諸島
アメリカがっしゅうこくりょうバージンしょとう
United States Virgin Islands

西インド諸島東部,小アンティル諸島北端部,バージン諸島西部のアメリカ合衆国自治領。プエルトリコの東約 64kmに位置する。セントクロイ島セントジョン島セントトマス島の 3島と約 50の小島,岩礁からなる。首都はセントトマス島のシャーロットアマリエ。セントトマス島とセントジョン島は起伏が激しいが,セントクロイ島は南部に平野が開け,またすべての島がサンゴ礁に囲まれている。北東貿易風により一年を通して快適な気候が保たれるが,定期的に干魃が起こり,まれにハリケーンに襲われる。住民の 80%は黒人またはムラットで,残りの多くはヒスパニック系。公用語は英語だが,一部でフランス語やスペイン語も話される。主産業は観光と製造業で,1人あたりの国民総生産はカリブ海地域で最も高い。特に観光は快適な気候やアメリカ本土に近いことなどから急速に発展した。バージン諸島国立公園は観光客にとって大きな魅力の一つとなっている。製造業は伝統的なラム酒製造のほか,石油精製,時計,化学製品,医薬品,衣類など。農業はおもにセントクロイ島で行なわれ,サトウキビ,柑橘類,タマリンドなどの収穫や,家畜の飼育が行なわれる。主要 3島とイギリス領バージン諸島間はそれぞれフェリーで結ばれるほか,水上飛行機も飛んでいる。セントトマス島とセントクロイ島に国際空港がある。面積 352km2人口 11万9000(2011推計)。

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