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アルタクセルクセス[3世] Artaxerxēs III

世界大百科事典 第2版の解説

アルタクセルクセス[3世]【Artaxerxēs III】

アケメネス朝ペルシア帝国の王。在位,前359‐前338年。アルタクセルクセス2世の子で〈オコス〉と称された。即位するや王位継承権を主張しうる兄弟や一族のものすべてを殺害。反乱をおこしたシドン市を破壊し,前343年には60年以上にわたって独立を維持してきたエジプトの再征服に成功した。彼は残忍と評されるが,そのすぐれた指導力によって帝国支配の強化に貢献した。のち,信任する宦官バゴアスに毒殺された。【佐藤 進】

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世界大百科事典内のアルタクセルクセス[3世]の言及

【ペルシア帝国】より

…それと同時に専制政治の弊害も現れはじめ,クセルクセスは親衛隊長らの宮廷陰謀によって殺された。続くアルタクセルクセス1世の治世前期にエジプトが反乱を起こし,アテナイと結んでペルシアに抵抗した。しかし,前454年に反乱は平定され,ペルシア戦争以来続いたアテナイとの敵対関係も〈カリアスの和約〉(前449)によって一応の解決をみたので,帝国の平和は維持された。…

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