アレキサンダー・ソロモン ウィーナー(英語表記)Alexander Soromon Wiener

20世紀西洋人名事典 の解説

アレキサンダー・ソロモン ウィーナー
Alexander Soromon Wiener


1907 - 1976
米国学者
ロックフェラー研究所員。
オーストリア生まれ。
ニューヨーク大学病院を経て、ロックフェラー研究所員となる。1940年、ランドシュタイナーとともにRh因子と名づけられたヒトアカゲザルの血球間の共通抗原を発見。Rhは、アカゲザル(Macacus rhesus)の頭文字を取った。また、輸血の際に同型ABO血液型でも副反応があることから、Rh因子の不適合がその原因であるとし、RH因子有無によって血液型をRh(+)型、Rh(-)型に分けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android