アンプラグド

百科事典マイペディア 「アンプラグド」の意味・わかりやすい解説

アンプラグド

エレキ・ギターなどの電気楽器を使わないライブ演奏のこと。アンプのプラグを差し込まないという意味。1990年に始まったMTVの公開ライブ番組名に用いられ,エリック・クラプトンが同番組での演奏をまとめて出したアルバム《アンプラグド》が世界的にヒットして広まった言葉

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンプラグド」の意味・わかりやすい解説

アンプラグド
unplugged

プラグをはずす,つまり電気楽器を使わない生ギターでの演奏をさす,アメリカの MTVの番組名。アメリカのロック,ブルース界の大物であるエリック・クラプトンが同番組に出演した際の演奏を CD化したアルバム『アンプラグド』がベストセラーとなり,1993年度のグラミー賞を6部門独占,「生音」ブームを巻き起すきっかけとなった。 93年に入るとロッド・スチュワートやニール・ヤングらが次々と『アンプラグド』を発表した。一方,日本最大のギター・メーカー,モリダイラ楽器の 93年上半期のギター出荷数が前年比 30%増となるなど,日本にも「生音」ブームが飛び火している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

音楽用語ダス 「アンプラグド」の解説

アンプラグド[unplugged]

生楽器だけで演奏すること。(電気を使わないので)プラグを通さない、という意味。もとはアメリカのMTVの1コーナーで、有名アーティストが多数出演してアンプラグド・ライブ・アルバムを出し、ブームになった。単なるアコースティカルな音楽というより、既存のヒット曲のアレンジを変えて違う雰囲気が楽しめるのが魅力

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む