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インディアン強制移住法 いんでぃあんきょうせいいじゅうほう

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インディアン強制移住法
いんでぃあんきょうせいいじゅうほう
Indian Removal Act of 1830

アメリカ合衆国ジャクソン政権下で1830年に制定された連邦法。正確には「州もしくは準州に住むインディアンとの土地の交換、およびミシシッピ川の西部に彼らを移住させることを規定する法律」。1787年の北西部領地条令などにみられるインディアンの財産権と政治的自治を尊重するという合衆国の初期の政策からの最初の分離ともいうべきものである。それは、大統領に、同川東部の諸州に住むインディアンのため必要と考えるときには、同川西部の州や準州に含まれていない合衆国の土地を適当に分割し、現にインディアン部族が住んでいる土地と交換できる権限を与え、また、合衆国が永遠にインディアンおよびその子孫に対し、交換された地域を保護することを、大統領は当該部族に厳かに保証することなどを規定した。しかし、このような新しい移住地さえもインディアンには十分に保障されなかった。[上田伝明]

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世界大百科事典内のインディアン強制移住法の言及

【アメリカ・インディアン】より

…同じころ南部ではチェロキー族などが文明化政策を受け入れて農業化・文明化への道を歩み,黒人奴隷制度も導入したが,クリーク族の抗戦派は文明化を拒み,A.ジャクソン軍と戦って敗れ,広大な領土を奪われた。こうしてミシシッピ川以東における優位を確立した合衆国政府は,1830年にインディアン強制移住法を制定して,ミシシッピ川以東の諸部族に同川以西への移住を強制した。諸部族は多大の犠牲者を出しながら長い〈涙の旅路〉をたどった。…

※「インディアン強制移住法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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