エアーズロック

デジタル大辞泉 「エアーズロック」の意味・読み・例文・類語

エアーズ‐ロック(Ayers Rock)

ウルル

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百科事典マイペディア 「エアーズロック」の意味・わかりやすい解説

エアーズ・ロック

オーストラリアノーザン・テリトリーアリス・スプリングズ南西440km(道路距離)にある岩山で,先住民アボリジニー聖地。世界最大の単一の岩石。比高335m(標高868m),周囲10kmの残丘で,周囲は国立公園に指定されている。山名は旧サウス・オーストラリア植民地の首相名に由来する。
→関連項目ウルル-カタ・ジュタ国立公園ノーザン・テリトリー

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改訂新版 世界大百科事典 「エアーズロック」の意味・わかりやすい解説

エアーズ・ロック
Ayers Rock

オーストラリア,ノーザン・テリトリー,アリス・スプリングズ南西440km(道路距離)にある岩山で,原住民の聖地。現在は原住民の呼称ウルル Uluruが正式名称となっている。単一の岩としては世界最大。比高335m(標高868m),周囲10kmの残丘で,西30kmの同様の岩山オルガ山(標高1069m)とともに国立公園に指定。太陽の移動につれて刻々と色が変わる。アリス・スプリングズから航空路・道路が通じる。山名は旧サウス・オーストラリア植民地の首相名に由来する。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エアーズロック」の意味・わかりやすい解説

エアーズ・ロック
えあーずろっく
Ayers Rock

オーストラリア、ノーザン・テリトリー、アリス・スプリングズの南西453キロメートル(道路距離)にある岩山。オーストラリア先住民はウルルUluruとよび、ウルルが正式名称。比高335メートル、周囲10キロメートルで、単一の岩としては世界最大級のもの。西30キロメートルにある同種の岩山オルガ山Mt. Olgaとともに先住民の聖地で、国立公園に指定され、アリス・スプリングズ経由で観光客が訪れる。この岩山のある「ウルル‐カタ・ジュタ国立公園」は世界遺産複合遺産(文化、自然の両方の価値がある遺産)として登録されている(世界複合遺産)。

[谷内 達]

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世界遺産情報 「エアーズロック」の解説

エアーズロック

オーストラリア大陸のほぼ中央ノーザンテリトリーアウトバックに忽然と姿を現すエアーズロック。大地の上に悠然とそびえる、世界最大の一枚岩として知られています。2億3000万年もの昔に創造され、高さは約350m、周囲は約10kmにも及び、世界遺産にも登録されました。オーストラリアの先住民族アボリジニには「ウルル」と呼ばれ、聖地として大切にされています。夜明けや夕暮れ時には七色に変化し、オレンジがだんだんと濃くなって深紅になり、紫へと変化していく姿は言葉では表現出来ないほど神秘的で美しいものです。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エアーズロック」の意味・わかりやすい解説

エアーズロック

「ウルル」のページをご覧ください。

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