コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エオリアン・ハープ aeolian harp

翻訳|aeolian harp

世界大百科事典 第2版の解説

エオリアン・ハープ【aeolian harp】

風が弦を鳴らす琴。その名はギリシアの風神アイオロスAiolosに由来する。発端は伝説的で,干からびた亀の甲羅に残っていた腱などが風に鳴っていたのを見たヘルメス弦楽器を作ったというほか,ひとりでに音が出る神秘性を扱った説がある。風を集める漏斗状の部分と多数の弦が張られた方形の琴が連結されており,窓枠に固定したり戸外に据え付けて風を待つ。明確な記述はキルヒャーの《普遍的音楽技法》(1650)に始まるが,日常的に用いられたのはおもに18,19世紀のイギリス,ドイツである。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android