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エケベリア エケベリアEcheveria; hen-and-chickens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エケベリア
Echeveria; hen-and-chickens

ベンケイソウ科エケベリア属の総称で,多年生多肉植物。北アメリカ南部からアルゼンチン北部にかけて約 140種が自生し,園芸品種も多くつくられている。多肉質な葉の形は楕円形,へら形,倒披針形などがある。葉色も緑色,淡青白色,淡紅色,赤色,紫紅色などと多彩で,季節によっても変化する。葉はロゼットを形成し,無茎と有茎の2タイプがある。花は鐘形で5裂し,赤色,黄色,白色などがある。穂状総状または円錐花序を形成し,先端が垂れることが多い。

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百科事典マイペディアの解説

エケベリア

メキシコから南米北西部にかけて原産するベンケイソウ科の多肉植物で150種ほどある。へら形やだ円形をした多肉の葉がロゼット状につき,葉色は赤,赤紫,緑,青緑など変化に富んでいる。

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世界大百科事典 第2版の解説

エケベリア【Echeveria】

整った多肉のロゼット葉が愛らしいベンケイソウ科のエケベリア属の総称(イラスト)。150種あり,メキシコが分布の中心で,乾燥した岩場に生える。10種はアンデス山脈に自生する。南限はアルゼンチン。英名をhen‐and‐chickensというが,これは親株のそばに子株のある様子を表したもので,エケベリアをはじめ似た形の植物も指す。多くは無茎で,葉は鋸歯がなく,先端はつめ状にとがる。葉色は青白色を帯びた種が多いが,白緑色,赤銅色,暗赤紫色なども見られる。

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大辞林 第三版の解説

エケベリア【Echeveria】

ベンケイソウ科の多肉植物の総称。中南米原産で、観賞用に栽培される。葉は多肉質でロゼット状となり、多くは無茎で、葉腋に長い花序を数本つける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エケベリア
えけべりあ
[学]Echeveria

ベンケイソウ科の1属で多年生多肉植物。大半は無茎で群生するが、有茎種もある。葉は多肉質で、鋸歯(きょし)はなく、多くは小形の密なロゼット葉を形成し、葉先にわずかな突起があり、白粉(はくふん)を帯びる。花茎は側生で、多くは尾状花序。花は鐘形で5数性。アメリカ南部からアルゼンチン北部に約150種分布し、うち約100種がメキシコに自生する。耐寒性があり、強健で、園芸品種も多い。花時計やロック・ガーデンに利用される。繁殖は葉挿しによる。[船本常男]

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