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エスキナンサス エスキナンサスAeschynanthus; basket plant; blushwort

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エスキナンサス
Aeschynanthus; basket plant; blushwort

イワタバコ科の常緑つる性多年草または半低木。インドからニューギニアにかけて約 100種が分布する。葉は対生もしくは輪生し,革質。多肉質になるものもある。花は葉腋や茎頂に単生,または房状につく。エスキナンサス・スペキオースス A.speciosusなど,花の美しい種がおもに吊り鉢仕立てで流通する。過湿に弱い。水はけのよい用土に植え,秋から春にはよく日を当て,真夏は半日陰で管理。冬は5℃程度まで耐えるが,なるべく 10℃以上に保つのが望ましい。

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百科事典マイペディアの解説

エスキナンサス

熱帯アジア原産のイワタバコ科の亜低木状またはつる性の着生植物で,約100種がある。葉は対生し,多肉質で,室内観葉植物として吊り鉢などに仕立てられるが,観賞性に富む花をつける種も多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

エスキナンサス【blushwort】

イワタバコ科の1属で,熱帯アジアに100種以上が分布し,多くは着生のつる性ないし半つる性の植物である。観葉植物として吊鉢に用いられ,また紅色の美しい筒状花をつける種類もあり,観賞価値が高く,園芸品種も作り出されている。葉は一般に多肉で光沢があり,対生につく。花は茎頂に房咲きになるか,葉腋(ようえき)につく。花の筒部は湾曲するもの,あるいは先に向かってふくらむものなどがあり,先は5裂する。1本のめしべと4本のおしべがあり,花筒から突出する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エスキナンサス
えすきなんさす
[学]Aeschynanthus

イワタバコ科の常緑多年草で、木質化する種類もある。熱帯アジア、ニューギニアなどに100種以上が分布。樹木や岩に着生し、茎は下垂する種類が多い。葉は対生または輪生し、花は上部各葉腋(ようえき)に1~2花または茎頂に房状につき唇形花冠となる。ハナツルクサA. pulcher G. Don、スペキオーサスA. speciosus Hook.、ラディカンスA. radicans Jackなどが鉢栽培される。ミクランサスA. micranthus C. B. Clarkeは花も楽しめる観葉吊(つ)り鉢物として人気がある。挿木で殖やす。弱い光線のもとでも育ち、10℃以上で越冬する。トリコスポラムTrichosporumは旧属名。[高林成年]

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