デジタル大辞泉 「オザーク高原」の意味・読み・例文・類語 オザーク‐こうげん〔‐カウゲン〕【オザーク高原】 《Ozark Plateau》米国中央部、ミズーリ州南部とアーカンソー州北部西部に広がる高原地帯。もっとも標高が高い山(約780メートル)をもつボストン山脈、鉛・亜鉛・鉄を産するセントフランシス山脈などがある。各種レクリエーションが盛んな観光地、保養地も多い。オザーク山地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オザーク高原」の意味・わかりやすい解説 オザーク高原オザークこうげんOzark Plateau アメリカ合衆国,ミズーリ州セントルイスから南西方,アーカンソー川にいたる間の森林におおわれた高原地帯。面積約 13万 km2の 66%はミズーリ州南部を占め,一部はアーカンソー州,オクラホマ州,カンザス州に及ぶ。主として花崗岩と,ゆるやかに曲げられ石灰岩とから成るドームの山地で,南部のボストン山地が最も高く,600mをこす山頂が多い。西部のスプリングフィールド高原は浸食をこうむっていないが,東部のセーレム高原は開析が進んで,起伏の大きな地形となっている。観光地で鉛,亜鉛の主要鉱山もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報