コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オダリスク オダリスク odalisque

翻訳|odalisque

5件 の用語解説(オダリスクの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オダリスク
オダリスク
odalisque

トルコ語の odaliq (部屋) からきた語。イスラムの君主のハレムに仕える女奴隷あるいは寵姫。 19世紀初頭,フランスの画家たちが好んで作品の主題とした。おもな例はアングルの『グランド・オダリスク』 (1814,ルーブル美術館) ,ルノアールの『オダリスク』 (バーンズ財団) ,マチスの『赤いキュロットのオダリスク』 (パリ国立近代美術館) など。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

オダリスク(〈フランス〉odalisque)

トルコの後宮(ハレム)の女に仕える女奴隷。18世紀以降の東洋趣味の高揚の中で、後宮の美女は、多く、ヨーロッパ絵画の画題となった。アングルの作品が有名。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

オダリスク

トルコ語のodaliqを語源とするフランス語で,ハレムの女奴隷あるいは寵姫(ちょうき)のこと。オリエンタリズム(東方異国趣味)の典型的画題であり,アングルルノアールマティスなど,フランス画家がよくとり上げた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

オダリスク【odalisque】

オスマン帝国のスルタンの後宮の女奴隷。一八世紀以来の西欧のオリエンタリズム(東方趣味)の中で特に美術の題材として好まれた。アングル・ドラクロア・マチスなどによる作品が有名。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オダリスク
おだりすく
odalisqueフランス語

スルタンの女たちに仕える女奴隷、あるいはそのハレムの女。トルコ語ではオダリクであったものが、フランス語に誤用されてオダリスクとなった。19世紀フランスに流行した東方趣味に基づく、いわゆるオリエンタリズムの画家たちにとってまたとない題材を提供した。とりわけ『グランド・オダリスク』を頂点とするアングルの作品では、オダリスクたちは装飾味豊かで官能的な美神に変じている。その後ルノアールやマチスたちがオダリスクを主題に取り上げるのは、これらの画家が色彩画家であったことの証(あかし)である。[高見堅志郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オダリスクの関連キーワードオスマン・トルコ語オルホン碑文トルクメン語トルコ語バング相部屋オスマン語チュルク語部屋割ベグ

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

オダリスクの関連情報