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カヤック kayak

翻訳|kayak

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カヤック
kayak

木と鯨骨骨組みの上をアザラシなどの獣皮でおおったカヌーの1種。船体に1人の漕ぎ手の下半身を入れるだけの穴を開けたもので,軽く機動性にすぐれ,運搬も容易である。現在はスポーツ・レジャー用の舟としても取入れられ,カヤック競技も行われている。 (→カヌー競技 )  

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デジタル大辞泉の解説

カヤック(kayak)

エスキモーが猟に用いる小舟。木の枠にアザラシの皮を張って作る。
1に似た競技用カヌー。両端水かきのあるパドル(櫂(かい))で左右交互にこぐ。

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百科事典マイペディアの解説

カヤック

(1)イヌイットエスキモー)の用いる1人乗り皮舟。流木などを骨組にし,アザラシやトナカイの皮を張る。座席部分を除いて上面も皮で張ってしまう点が特色。長さ5〜6m,幅50cm程度。

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世界大百科事典 第2版の解説

カヤック【kayak】

新大陸の極北地域に居住するエスキモーが昔から使用している小型ボート。名称は東エスキモー語に由来し,男性用ボートともよばれる。 構造的には木材(流木)を組み合わせて木枠とし,座席以外は全面をアザラシの皮を張り,縫い合わせたもの。座席の部分はほぼ円形の開口部で,漕ぎ手はここに正座の姿勢ですわり,両端に偏平部のある木製のパドル(櫂)で推進する。アラスカ南西部やカナダ東部には複座式の例もある。おもな用途は水上における狩猟用で,アザラシ,オットセイセイウチなどの海獣湖沼や川に追い込んだカリブーなどの狩猟に用いられる。

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大辞林 第三版の解説

カヤック【kayak】

イヌイットやネーティブ-アメリカンなどが使う、木の枠組みを海豹あざらしの皮で覆った小舟。中央に丸い穴をあけて座る。
競技用カヌーの一。を模したもので、両端に水搔みずかき(ブレード)のある櫂かい(パドル)を使う。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カヤック
かやっく
qayaqエスキモー語

エスキモーやイヌイットなど極北に住む先住民族が水上での猟に用いる1人乗りのカヌー。アリュート(アレウト)人や南アラスカのエスキモーは2人乗りのカヌーを用いる。エスキモーの文化要素のうちもっとも古くから西欧社会に知られたものである。アイスランドの『サガ』は、紀元1000年ごろグリーンランドから北アメリカ大陸を南下したバイキングがスクレーリング(おそらくはエスキモー)と出会い、彼らが皮舟を使用していたと記している。カヤックは長さ7メートル、幅50センチメートルほどの木の枠組みを、脂肪を削り取って軽くしたアザラシの皮で覆ってつくり、中央に丸い穴をあけて操縦者が座れるようにしてある。櫂(かい)は1本で操縦する。1人で持ち運べるほど軽量でかつ快足、方向転換も自由にきく。エスキモーにはカヤックのほかにウミアックとよばれる大型のボートがあり、これはおもに鯨猟で用いられた。[岡 千曲]

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世界大百科事典内のカヤックの言及

【カヌー】より

…競技用カヌーには2種類ある。(1)カヤックkayak(略号K) グリーンランドのエスキモー・カヤックに起源をもつ。舟はデッキで覆われ中央部に座席がありそこに腰をおろす。…

【舟∥船】より

…皮舟の代表的なものの一つが,イギリスやアイルランドの河川で用いられているようなコラクルcoracleと呼ばれる舟であるが,似た形の皮舟は古代メソポタミアでもすでに知られていた。このほか,エスキモーのウミヤックカヤックなども皮舟の一種である。ウミヤックはボート型で,おもに運搬や漁などに用いられ,エスキモーのほかにも,シベリアのチュクチ,コリヤーク,カムチャダール,ヤクートなどの民族が利用している。…

※「カヤック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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