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カロライナジャスミン Gelsemium sempervirens; evening trumpet flower

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カロライナジャスミン
Gelsemium sempervirens; evening trumpet flower

マチン科ゲルセミウム属の常緑つる性木本。北アメリカ南部から中央アメリカにかけて自生し,名前はカロライナ地方に産するジャスミンの意。ただしジャスミン(モクセイ科)と類縁関係はなく,似た香りがあるためという。縁が5裂する筒状花は,長さ約3~4cm。葉は 4cm前後の細長い倒卵形で,対生する。黄色いトランペット形の花と濃緑色の葉との対比が美しく,行灯 (あんどん) 仕立ての鉢植えで流通する。自然開花期は4~6月頃であるが,鉢植えは温室内で栽培され,冬から早春にかけてが市販期になる。日当りと水はけのよい場所を好む。日当りさえよければマイナス5℃程度まで耐えるので,露地植えにしてフェンスパーゴラに仕立ててもよい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カロライナジャスミン
かろらいなじゃすみん
carolina yellow jasmin
[学]Gelsemium sempervirens Ait.

フジウツギ科の常緑つる性低木で、5~6メートルに育つ。一般にこの名でよばれるが、ソケイ属のジャスミンとは植物学的な関係はない。アメリカ南部、メキシコ、グアテマラに分布し、耐寒性が強く、2℃前後で越冬する。花は葉腋(ようえき)に単生または前年枝端に固まって開く。鮮黄色のらっぱ状花で、先端は5裂片となり、径3センチメートル。行灯(あんどん)仕立てやフェンスなどに向く。秋につぼみをつけ、冬から春に開花する。挿木で殖やす。[高林成年]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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