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カーシェアリング かーしぇありんぐcar‐sharing

知恵蔵の解説

カーシェアリング

渋滞や駐車場不足の解消などを目的に、1台の車を複数の人が共同で使うこと。日本では1999年から横浜市京都市、東京都内の複数の自治体などで実験が行われ、横浜では2002年に事業会社が設立された。政府関連法人や自治体が主導電気自動車や低公害ガソリン車を使っているのが特徴。普及には、マイカー意識の克服が課題といわれる。世界的には80年代後半にスイスで始まり、欧州各地や米国に広がっている。

(平栗大地 朝日新聞記者 / 松村北斗 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カーシェアリング

会員の間で自動車を共同利用するサービス。最大手パーク24(会員数51万人、7月時点)は、全国の主要都市にある7064のステーション(駐車場)に1万2616台を配備し、ネットで予約できる。レンタカーに似ているが、15分単位の課金など、より短距離での利用が想定されている。超小型モビリティーを使った実験では、借りた所と違う場所に返却できる「乗り捨て方式」が採用されることも多い。

(2015-08-17 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

デジタル大辞泉の解説

カー‐シェアリング(car sharing)

自動車を複数の個人会員や会社で共有し、互いに利用する仕組み。欧米で普及。平成14年(2002)日本でも事業化が始まる。維持費メンテナンス手間などが省け、短時間・短距離の利用ならレンタカーより割安という。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カーシェアリング
かーしぇありんぐ
carsharing

登録した複数の会員が自動車を共同利用するシステム、有料サービスのこと。車の所有・維持費用がかからないうえ、必要に応じて15分から30分といった短時間単位で、またレンタカーより低い料金で利用できることが多い。ヨーロッパで普及しており、消費者の節約志向が強まる日本でも2008年(平成20)以降、車の新たな利用形態としてカーシェアリングを提供する企業が増えている。カーシェアリングの普及は車の効率利用を促し、環境対策や渋滞解消にもつながるとみられている。
 カーシェアリングは1980年代にヨーロッパで始まり、1990年代にアメリカ、カナダにも広がった。2006年時点で世界18か国600都市において運営されており、スイスでは全人口の1%程度が利用している。日本では1990年代末から本格的なサービスが始まり、東京、名古屋、京都、福岡などの都市部に広がっている。レンタカーと異なり、利用できるのは登録した会員のみだが、入会金と月々の利用料を払い、インターネットや電話で予約すれば、自由に車を利用できる。料金は企業によってまちまちだが、15分ごとに200~400円前後と、走行1キロメートルごとに20円程度(走行距離ごとの料金をとらない企業もある)であり、6時間単位で借りるレンタカー(通常料金は数千円程度)よりも短時間利用の場合は割安になるケースが多い。レンタカーのように1回ごとに手続をする必要がなく、ICカードや携帯電話でドアロックを解除して、無人のカーシェアリング拠点から乗るのが一般的である。料金はICカードなどの利用履歴に応じて、毎月精算され、返却時にガソリンを補充する必要もない。
 交通エコロジー・モビリティ財団の調査では、2010年(平成22)1月時点で、全国に約30のカーシェアリング事業者があり、会員登録者数は全国で約1万6000人と、過去5年で10倍に増えた。レンタカー会社、駐車場会社、自動車ディーラー、総合商社などが相次いでカーシェアリング事業に参入している。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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