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キバキ Kibaki, Mwai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キバキ
Kibaki, Mwai

[生]1931.11.15. ケニア植民地,ガトゥヤニ
ケニアの政治家。大統領(在任 2002~ )。フルネーム Emilio Mwai Kibaki。キクユ族の出身。1955年にウガンダのマケレレ大学で文学士号,1959年にイギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで理学士号を取得。1963年のケニア独立後,ケニア・アフリカ民族同盟 KANU所属の国会議員となった。1969~82年に財務大臣,1978~88年に副大統領を務めたが,ダニエル・アラップ・モイ大統領と対立し,1991年に KANUを脱退して民主党を創設。2002年に政党連合の国民虹の連合 NARC結成に尽力し,大統領候補に指名された。同 2002年に行なわれた大統領選挙で大勝,与党 KANUは議会選挙でも NARCに惨敗した。キバキは,政府の腐敗を一掃することを誓い,反汚職法廷を設置したものの,議会で汚職撲滅法案を可決させることはできなかった。NARC内では改革案をめぐる意見の相違から亀裂が深まり,キバキは 2007年の大統領選挙に備えて新勢力,国家統一党 PNUを結成,これに KANUが参画した。選挙結果は,キバキが僅差でオレンジ民主運動 ODMのライラ・オディンガに勝利したと発表された。選挙結果に対して,オディンガはただちに異を唱え,国際選挙監視団も有効性を疑問視し,抗議行動がケニア全土に拡大。2008年2月,コフィ・アナン国連事務総長とアフリカ連合 AU議長でもあるタンザニアのジャカヤ・キクウェテ大統領の調停で, キバキとオディンガは権力分与案に署名。PNUと ODMの連立政権を樹立し,キバキは大統領の座にとどまり,オディンガは新設の首相職につくことになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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