百科事典マイペディア 「キャッシュ・レジスター」の意味・わかりやすい解説 キャッシュ・レジスター 金銭登録機とも。金銭の出納を記録したり保管する機械。19世紀末初めてナショナル・キャッシュレジスター会社で商品化。前面に鍵盤(けんばん)が並び下部に現金保管箱を備え,売上金額の表示・記録,商品別・売場別金額の集計,領収書の発行,小型金庫の代用などの機能をもつ。1971年ICを演算素子としたエレクトロニク・キャッシュ・レジスター(ECR)が開発され利用範囲を拡大した。近年ではレジスターにコンピューターを組み込み,商品につけられたバーコードを読みとることで,売上管理・商品管理・在庫管理を行うPOSシステム(販売時点情報管理システム)も普及している。→関連項目レジスター 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報