#ダイヤル(読み)シャープダイヤル

デジタル大辞泉 「#ダイヤル」の意味・読み・例文・類語

シャープ‐ダイヤル

《〈和〉sharp+dial》短縮ダイヤルの一。#(シャープ)のボタンと4桁の数字を組み合わせた番号にかけると、本来電話番号に取り次がれるサービス警察総合相談電話番号の#9110などがある。着信短縮ダイヤルサービス

ダイヤル(dial)

《「ダイアル」とも》
自動式電話機の回転数字盤。また、それを回して電話をかけること。
ラジオ周波数を合わせるつまみ。また、その目盛り盤。
時計羅針盤などの指針盤。

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精選版 日本国語大辞典 「#ダイヤル」の意味・読み・例文・類語

ダイヤル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] dial )[ 異表記 ] ダイアル
  2. 時計・メーターなどの指針盤。
    1. [初出の実例]「日晷(ダイアル)(〈注〉トケイ)の上に題する語に」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
  3. ( ━する ) 電話で、相手側を呼び出すために番号に応じて回転させる円盤。また、相手方の電話番号をその円盤を回して(プッシュホンの場合はボタンを押して)入力すること。
    1. [初出の実例]「右手で電話のダイアルをまはす真似をした」(出典:集金旅行(1935)〈井伏鱒二〉)
  4. ラジオの受信周波数表示盤。また、それを動かす周波数選択用の回転式つまみ。
    1. [初出の実例]「ラヂオの前へやってきて、ダイヤルの光をたよりに又酒もりをはじめた」(出典:青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉)
  5. テレビのチャンネルを選択するための回転式つまみ。
    1. [初出の実例]「テレビ守りの池田さんはちょっとばかりワザとダイヤルに手をかけて」(出典:小人閑居(1953)〈檀一雄〉)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「#ダイヤル」の意味・わかりやすい解説

ダイヤル
The Dial Corp.

アメリカのコングロマリット。 1914年 C.ウィックマンと A.アンダーソンミネソタ州の鉱山地区でバス輸送会社グレイハウンド・ラインズとして創業。 26年グレイハウンドを設立して持株会社となる。有力企業の吸収などで多角化を推進。貨物輸送,バス製造,航空機,鉄道車両,コンピュータのリース事業やレストラン経営,旅行代理店業務,損害保険業を行なっていたが,70年にはアメリカ第2の食肉加工会社アーマー・アンド・カンパニー買収して食品分野へ進出。その他各種雑貨,家庭用品の販売も行なった。 87年グレイハウンドバス事業売却を含む再編計画完了。 91年グレイハウンドから現社名に変更。 92年金融サービス部門を分離,93年バス製造部門を売却し,消費者向け製品とサービス事業の拡大にシフトを移した。 96年,消費者製品,家庭用品,貯蔵食品の各部門をスピンオフし,石鹸洗剤芳香剤,缶詰め肉などを主力商品とする。 97年アルゼンチンのヌーボ・フェデラル社を買収。年間売上高 13億 6300万ドル,総資産8億 8400万ドル,従業員数6万 4900名 (1997) 。

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