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キリ油(桐油) きりあぶら tung oil

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世界大百科事典 第2版の解説

きりあぶら【キリ油(桐油) tung oil】

〈とうゆ〉ともいう。アブラギリ植物の種子核油。実際の採油には,ニホンアブラギリ(生産地は北陸,山陰,南関東),シナアブラギリ(中国),カントンアブラギリ(中国南部)の3種が用いられる。搾油は,まず成熟果実を発酵,粉砕して種子を分離し,乾燥後温圧法によって行われる。通常2番しぼりまで行い,種子180lから約3~3.3lの油が得られる。代表的な乾性油で,主成分はα‐エレオステアリン酸(80%),およびオレイン酸(15%)のグリセリドであり,そのほか少量のパルミチン酸およびステアリン酸グリセリドを含有する。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のキリ油(桐油)の言及

【アブラギリ(油桐)】より

…果実は直径2~2.5cmの扁球形,鈍三稜のある蒴果(さくか)で,中に大型の3個の種子を含む。 種子を搾って得られる油がキリ油で,α‐エレオステアリン酸を主成分とするすぐれた乾性油である。かつては灯油,油紙,雨合羽,和傘などに用いられ,今日でもペイント,ワニス,印刷用インキ,リノリウム,焼付塗料等に利用される。…

※「キリ油(桐油)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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