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クマゼミ クマゼミ Cryptotympana facialis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クマゼミ
クマゼミ
Cryptotympana facialis

半翅目同翅亜目セミ科。体長 40~48mm,翅端までの長さ 60~70mmの大型のセミ。体は光沢のある黒色で,黄白色の微毛におおわれるが,日数を経た個体では脱落する。腹部第3節背板両側前縁に細い白色帯がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

クマゼミ

東海地方以西で、2004年辺りから、光ファイバーケーブル枯れ枝と間違えて産卵し、断線被害を出して話題となっているセミ。関東地方南部以西に分布する種で東京ではあまり見かけないが、西日本ではごく普通に生息する大形の種。7月から9月にかけて、街路樹や公園の木に多数が集まっていることがある。近年温暖化の影響によって分布が東日本に広がりつつあり、断線被害が関東に及ぶ可能性もある。成虫は体長6〜7cmで、アブラゼミと同じほどの大きさだが、頭部の幅が広く、翅(はね)が透明なことで区別できる。雄が鳴くのは主に午前中だけだが、夕方に鳴くこともある。鳴き声は大きく、「シャンシャンシャン」などと聞こえる。通常の産卵では、1cm近い刃物のように鋭い産卵管で木の枝の樹皮をはいで卵を埋め込む。NTT西日本では被害を防ぐために、06年からケーブルの被覆を改良するという対策を講じている。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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百科事典マイペディアの解説

クマゼミ

半翅(はんし)目セミ科の昆虫。日本産のセミ類では最大種で体長(翅端まで)65mm内外。黒色で光沢がある。太平洋側では東京以西,日本海側では福井県以西,台湾・中国〜東南アジアに分布する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クマゼミ
くまぜみ / 熊蝉
[学]Cryptotympana facialis

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeに属する昆虫。大形で、体長40~48ミリメートル。体は太く頑丈で、全体が光沢のある黒色。はねは透明で、前翅前縁脈は黄緑色。雄の腹弁は長円形で、美しい橙(だいだい)色。腹部背面には白い帯が現れることがある。関東地方以西の平地に広く分布し、7~8月に出現し、朝、梢(こずえ)などでシャー、シャー、……とけたたましく鳴く。センダンを好み、ときにこの樹幹に群れる。
 石垣島と西表島(いりおもてじま)には別種のヤエヤマクマゼミC. yayeyamanaが分布するが、この種はクマゼミよりわずかに大きく、体長44~50ミリメートルで日本最大種である。翅脈は黒色、雄の腹弁も黒色から赤褐色で角張る。山間部に多く、午前中ミーン、ミーン、……とミンミンゼミのような声で鳴く。[林 正美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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