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クラウゼ Krause, Karl Christian Friedrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クラウゼ
Krause, Karl Christian Friedrich

[生]1781.5.6. アイゼンベルク
[没]1832.9.27. ミュンヘン
ドイツの哲学者。 1802年以降,私講師としてドイツ各都市の大学で教えたが,終生,私講師の地位にとどまった。彼は,万有は神のうちにありとするいわゆる「万有在神論」 Panentheismを主張したが,その主張はドイツばかりではなく,スペインにも影響を与え,クラウゼ主義を生むにいたった。また彼はフリーメーソンの考え方に基づいて,人類としての人間の連帯を主張したことでも知られる。主著"Entwurf des Systems der Philosophie" (1804) ,"Das Urbild der Menschheit" (11) ,"Vorlesungen über das System der Philosophie" (28) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

クラウゼ【Karl Christian Friedrich Krause】

1781‐1832
ドイツの哲学者。イェーナ大学でフィヒテシェリングを聴講し,同大学をはじめドイツ各地の大学で私講師をつとめたが,ついに教授職を得られず,不遇のうちに著作活動をつづけた。反政府的策謀の支持者との嫌疑のためだったという。その哲学はいっさいが神のうちにあるとする万有在神論で,広範囲にわたる著述がある。その影響はドイツによりもスペイン,南米に強く残り,クラウゼ主義として行われた。【生松 敬三】

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