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クロソコギス くろそこぎす

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロソコギス
くろそこぎす / 黒底鱚
dusky spiny eel
[学]Notacanthus chemnitzii

硬骨魚綱ソコギスソコギス科に属する海水魚。房総(ぼうそう)半島以北の太平洋沖、北海道周辺海域や、世界の海域に分布する。体は延長し、やや側扁(そくへん)する。尾部は糸状に伸長する。吻(ふん)が丸く、口は腹面に開く。背びれは互いに離れた5~12本の独立した棘(とげ)からなり、軟条はない。臀(しり)びれはよく発達して基底が長く、13~21本の棘と多くの軟条からなる。尾びれを欠く。体は暗褐色で胸びれは黒い。レプトセファルス型の幼生期を経る。全長60センチメートル余りになる。水深125~2500メートルにすみ、底引網でまれに漁獲される。ソコギスは吻端がとがらないこと、背びれ棘(きょく)が多く、26~40本であること、体色は灰白色であることなどで、キツネソコギスは背びれ棘が多く、12~15本であることなどで本種と区別できる。[尼岡邦夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のクロソコギスの言及

【ソコギス】より

…下方に開いた口でゴカイなどの底生性生物を捕食している。日本産のソコギス科Notacanthidae魚類には本種のほかキツネソコギス,クロソコギス(イラスト)の2種が知られる。いずれも深海性で底引きトロールによりまれに採集されるもので,水産上さして重要ではない。…

※「クロソコギス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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