N-(phosphonomethyl)glycine.C3H8NO5P(169.07).ラウンドアップともいう.グリシンとクロロメチルホスホン酸とを水酸化ナトリウムの存在下で反応させ,これを酸析すると得られる.無色の結晶.分解点189~190 ℃.水溶解度11.6 g L-1(25 ℃).pKa1 2.27,pKa2 5.57,pKa3 10.25(25 ℃).フェニルアラニンなどの芳香族アミノ酸生合成過程の鍵酵素である,5-(エノールピルボイル)シキミ酸3-リン酸合成酵素(EC 2.5.1.19)を阻害することで植物を枯殺する.グリホサートは,除草剤耐性の遺伝子変換作物にも使用される.イソプロピルアミン塩が広く用いられている.LD50 4320 mg/kg(ラット,経口).[CAS 1071-83-6]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...