コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゲティスバーグの演説 ゲティスバーグのえんぜつ Gettysburg Address

翻訳|Gettysburg Address

2件 の用語解説(ゲティスバーグの演説の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ゲティスバーグのえんぜつ【ゲティスバーグの演説 Gettysburg Address】

アメリカ南北戦争中の1863年,ペンシルベニア州ゲティスバーグで行われたリンカン大統領の演説。ゲティスバーグは南軍の北部侵入を防いだ激戦の地で,演説は,戦いの4ヵ月後の11月19日,ここで開かれた国立戦没者墓地奉献の式上で行われた。〈87年前,われわれの父祖たちは,自由の精神にはぐくまれ,すべての人は平等につくられているという信条にささげられた,新しい国家を,この大陸に打ち建てた〉の一文に始まり,人間の自由を証明する使命を持つアメリカのために身をささげなければならないと説くこの演説は,〈人民の,人民による,人民のための政治〉という言葉で締めくくられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゲティスバーグの演説
げてぃすばーぐのえんぜつ
Gettysburg Address

南北戦争中の1863年11月19日、最大の激戦地ペンシルベニア州ゲティスバーグにおける国有墓地の戦没者の慰霊の式典で、リンカーンによってなされたアメリカ史上もっとも有名な演説の一つ。建国87年にしての一大内戦により、「自由の精神にはぐくまれ、すべての人は平等につくられているという信条に捧(ささ)げられた新しい国家が……永続できるか否かの試練を受けており……人民の、人民による、人民のための政治」を守るために戦おうと訴えたこの演説は、アメリカ民主主義の真髄を明確に定義し、南北戦争の大義を世界に宣言したものといえよう。しかし当時、演説そのものは、一般には感銘を与えるものとしては受け取られず、むしろ後世になってその意義が改めて評価されることになった。[長田豊臣]
『ゲリー・ウィルズ著、北沢栄訳『リンカーンの三分間――ゲティズバーク演説の謎』(1995・共同通信社) ▽高木八尺・斎藤光訳編『リンカーン演説集』(岩波文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゲティスバーグの演説の関連キーワードアメリカインディアン諸語アメリカ杉アメリカメキシコ戦争アメリカンペンシルペンシルベニア亜米利加アメリカ連合国汎アメリカ主義スペンサー銃

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone