ゲートウェイ(読み)げーとうぇい(その他表記)gateway

翻訳|gateway

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゲートウェイ」の意味・わかりやすい解説

ゲートウェイ
げーとうぇい
gateway

ネットワーク上で、プロトコル通信規約)が異なるネットワークどうしの接続点(ノード)に置かれ、通信データを媒介し、正常にデータをやり取りするための機器、またはソフトウェア。通常はルータープロキシ・サーバーをさす。ゲートウェイにはほとんどの場合、プロトコル変換とよばれる機能が装備されており、これにより異なるネットワーク間の相互通信を可能とする。家庭で使用される無線LAN(ラン)ルーター、ブロードバンドルーターなどもゲートウェイの一種である。これらの機器にはプロトコル変換のほか、通信速度変換、インピーダンス整合、障害検出などの機能が装備されており、ネットワーク間の円滑な相互通信を確保する。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 電気

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android