コフォリドゥア(読み)こふぉりどぅあ(英語表記)Koforidua

デジタル大辞泉 「コフォリドゥア」の意味・読み・例文・類語

コフォリドゥア(Koforidua)

ガーナ南東部の都市。イースタン州の州都。首都アクラの北約110キロメートル、クマシまでの鉄道路上に位置する交通要地同国におけるカカオ栽培初期中心地だったが、現在は商業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コフォリドゥア」の意味・わかりやすい解説

コフォリドゥア
こふぉりどぅあ
Koforidua

西アフリカ、ガーナ南部にある都市。イースタン州の州都。アクラの北106キロメートルに位置する。人口8万7300(2002推計)。ガーナのココア栽培の初期の中心地で、1923年のアクラ―クマシ間に鉄道が開通してから、鉄道と道路網の重要な結節点となった。ココアの栽培は39年ごろから病虫害発生により衰退したが、商業、行政の中心地として発展している。

[中村弘光]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コフォリドゥア」の意味・わかりやすい解説

コフォリドゥア
Koforidua

ガーナ南東部の都市。イースタン州の州都。アクラ北方約 65kmに位置。 1874年イギリスにより建設されたゴールドコースト植民地の一拠点で,古くからカカオの産地の中心地であったが,産地が西方に移るにつれ,行政・商業中心地としての重要性増大鉄道交通の要地。人口5万 8731 (1984) 。

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