コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コブコケムシ コブコケムシCelleporina costazii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コブコケムシ
Celleporina costazii

触手動物門苔虫綱唇口目コブコケムシ科の海産動物。大きなもので直径 3cmほどの瘤状の群体をつくっている。コンブスジメギンナンソウなどの海藻の上に付着するが,ときには長くなって二叉状になることもある。群体を構成する虫室は不規則に並んでおり,虫室の襟部の突起のために表面をさわるとざらざらしている。生きているときは橙色であるが,死ぬと白い石灰質の塊になる。日本各地の海岸にきわめて普通にみられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

コブコケムシ【Celleporina costazii】

コブコケムシ科の外肛動物。多くの個虫が集まってこぶ状の群体をつくることからこの名がある。日本各地の沿岸にふつうで,インド洋紅海に分布し,海藻,貝殻や石などに付着している。個虫は石灰質の球形の虫室をつくってその中で生活するが不規則に並び,ときには虫室の上に虫室が重なり合っていることがある。虫室は平滑で腹壁孔の数は少ない。虫室の開口円形で,その周囲には襟部があって前方が高く,下唇状になり,左右に円筒状の小鳥頭体がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android