デジタル大辞泉
                            「コプリック斑」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
                    コプリック‐はん【コプリック斑】
        
              
                        麻疹のとき、発病後2、3日して、ほおの内側にできる粟粒大の白色の水疱。米国の医師コプリック(H.Koplik)が発見。
                                                          
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    コプリック‐はん【コプリック斑】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 はしかの発疹が出る前の時期に、両方の頬の内側にできるけし粒大の小さい白い斑点。はしか特有の症状で、数個から数十個以上も現われるが、数日後には消滅する。アメリカの医者コプリック(H. Koplik)が発見。
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    コプリック斑
コプリックはん
Koplick's spots
        
              
                        麻疹 (はしか) 患者の大部分に現れる頬粘膜の斑点。臼歯に対する部分に境界明瞭なやや隆起した粘膜疹ができる。皮疹よりも早く約2日前に現れるので,早期診断の手掛りになっている。猩紅熱,風疹ではこれが出ない。アメリカの小児科医 H.コプリック (1858~1927) が 1896年に記載した。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内のコプリック斑の言及
    		
      【はしか】より
        
          
      …以上のような経過をとるが,初めに発熱して咳や結膜の充血が激しい時期をカタル期,いったん解熱してまもなく再び発熱し,発疹のみられる時期を発疹期,発疹が色素沈着となり平熱となった時期を回復期と呼んでいる。カタル期の終りころにほおの粘膜の臼歯に面する部分に細かい白い斑点がいくつか出現するが,これはコプリック斑Koplik’s spotsと呼ばれ,はしかに特異的である。コプリック斑は70~95%の患児にみられ,著しい場合は口腔粘膜全体に広がることもある。…
      
     
         ※「コプリック斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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