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ゴミグモ Cyclosa octotuberculata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴミグモ
Cyclosa octotuberculata

クモ綱クモ目コガネグモ科。雌の体長 10~15mm,雄は7~8mm。色彩の変異が多いが,一般に黒褐色の地に黄白色,褐色,橙黄色を混ぜた複雑な斑紋をもっている。腹部の背面中央部に2個,後端に6個の突起がある。円網を張り,中央に食べかす,ごみ,脱皮殻などを縦に連ねてその中に静止する。卵嚢も,このゴミリボンの中に並べる。本州から九州まで分布し,野外の低木の間に最も普通にみられる。ギンメッキゴミグモ C. argenteoalbaなど近縁種が多いが,いずれも腹部の形態に特徴がある。 (→クモ類 )

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴミグモ
ごみぐも / 塵埃蜘蛛
[学]Cyclosa octotuberculata

節足動物門クモ形綱真正クモ目コガネグモ科に属するクモ。体長は雌10~14ミリメートル、雄7~8ミリメートルぐらいの濃褐色のクモで、腹部に複雑な斑紋(はんもん)と8個の円錐(えんすい)状突起がある。垂直円網を張り、中心部を通って縦に長くごみを連ね、クモはその中に静止するので、クモの形の感じとともにゴミグモと名づけられた。網につけるごみは木の葉や枝、食べかす、抜け殻などで、卵を産むと卵嚢(らんのう)もここにつける。クモの形と網の擬装によってクモの姿をみつけにくい。ごみをたいせつにするクモで、網を張り替えると前のごみを新しい網に移す。種類が多く、横向きに止まるカラスゴミグモ、銀色の美しいギンメッキゴミグモなどがある。[八木沼健夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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