サウサンプトン島(読み)サウサンプトントウ(英語表記)Southampton Island

デジタル大辞泉 「サウサンプトン島」の意味・読み・例文・類語

サウサンプトン‐とう〔‐タウ〕【サウサンプトン島】

Southampton Islandカナダ、ヌナブト準州東部の島。ハドソン湾湾口に位置する。北部は山がちで、南部低地が広がり、鳥類保護区がある。中心地南岸のコーラルハーバー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サウサンプトン島」の意味・わかりやすい解説

サウサンプトン島
さうさんぷとんとう
Southampton Island

カナダ北部、ヌナブート・テリトリー東部の島。面積4万1213平方キロメートル。ハドソン湾と北のフォックス湾とを境する。西のカナダ本土とはローズ・ウェルカム海峡で隔てられる。北東部に標高500メートル近い高地があるが、多くはハドソン湾南岸の構造平野につながる低地。北東部で礫質(れきしつ)ツンドラである以外は、灌木(かんぼく)、地衣ツンドラ地域。

[大竹一彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウサンプトン島」の意味・わかりやすい解説

サウサンプトン島
サウサンプトンとう
Southampton Island

カナダ北部,ハドソン湾の入口にある島。 1613年トマス・バトンによって発見された。面積約4万 km2。ほぼ三角形をしており,北部は標高 600mほどの高地だが,南部は低地となる。河川は深い峡谷を刻んでいる。中心の集落はサウス湾の湾奥にあるコーラルハーバーで,その北西方にカナダ騎馬警察隊の基地空港,気象観測所がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android