サクラダ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サクラダ」の意味・わかりやすい解説

サクラダ

橋梁・鉄骨メーカー。 1893年櫻田元次郎が創業した個人企業を前身に,1920年櫻田機械製造所として設立。 91年現社名に変更。売上げの半分以上を占める橋梁のほか,電力鉄塔,鉄骨分野にも進出。さらに立体駐車場エステティックサロンの経営など多角化を推進したが,90年代末には不採算部門を整理し橋梁専業に転換した。売上構成比は,橋梁 67%,鉄塔 11%,鉄骨 21%,その他1%。年間売上高 191億 5400万円 (連結) ,資本金 32億 9300万円,従業員数 389名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「サクラダ」の解説

サクラダ

正式社名「株式会社サクラダ」。英文社名「SAKURADA CO., LTD.」。金属製品製造業。大正9年(1920)「株式会社櫻田機械製造所」設立。昭和19年(1944)「櫻田機械工業株式会社」に改称。平成2年(1990)現在の社名に変更。本社は千葉県袖ヶ浦市南袖。橋梁・鉄骨建築物建設会社。鋼構造物の設計から組み立て・据え付けまでを行う。官公庁受注率が高い。投資事業も手がける。平成24年(2012)破産手続開始決定にともない上場廃止。東京証券取引所第1部旧上場

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