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サルシフィー

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百科事典マイペディアの解説

サルシフィー

バラモンジン,西洋ゴボウとも。地中海沿岸原産の二年草で,野菜の一種。高さ80〜120cmで,30cmに達する太い直根をもつ。根は白色でゴボウに似るが,かおりが少なく柔らかい

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サルシフィー
さるしふぃー
salsify
[学]Tragopogon porrifolius L.

キク科の二年草。セイヨウゴボウ(西洋牛蒡)、ムギナデシコ(麦撫子)、バラモンジン(波羅門参)などともいう。ヨーロッパ中部から北アフリカ原産で、根を食用とするため栽培される。高さは1メートル以上で、6~7月、茎頂に直径10センチメートル頭状花をつける。花は舌状花のみからなり、紫赤または青紫色。朝開き午後には閉じる。根は白色で、長さ約30センチメートルのゴボウ状の直根となり、切ると白い乳汁が出る。根は洋食に用い、煮物にするとカキ(牡蠣、オイスター)の風味があり、ベジタティブ・オイスター・プラントvegetative oyster plantともいわれる。3月と8月に種子を播(ま)き、それぞれ8月と11月に収穫。日本へは明治初年に渡来。近縁のキクゴボウは根の表面が暗褐色なのでブラックサルシフィーとよばれ、これも根を洋食に用い、煮て食べる。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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