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サルーン saloon

翻訳|saloon

世界大百科事典 第2版の解説

サルーン【saloon】

大邸宅の応接室を意味するフランス語salon(サロン)の変形語で,酒場,娯楽用の部屋などを意味する英語。酒類販売を許可された酒場としてのアメリカのサルーンは,1870年ごろから20世紀初めまでが隆盛期で,街の四つ角には必ず見られ,都会には200人に1軒の割合であるといわれた。ニューヨークのウォルドーフWaldorfのようにエレガントで大きな店もあったが,多くの店は窓を厚いカーテンで覆い,中は薄暗く,自在戸swinging doorを押して入ると,床にはおがくずが敷きつめてあった。

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大辞林 第三版の解説

サルーン【saloon】

ホテルなどの大広間、飛行機の客室、船舶の談話室・食堂など。サロン。
酒場。
自動車の型式の一。セダンのこと。

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世界大百科事典内のサルーンの言及

【パブ】より

…〈パブの文化〉に代わって,中産階級つまりブルジョアジーが労働者に強制しようとしたのは〈合理的娯楽〉とでもいうべき,アルコールや賭けを避けた〈健全な娯楽〉であったが,後者は容易に労働者には受け入れられず,余暇の過ごし方が19世紀における階級闘争の重要な一局面をなすに至った。 もともと普通の家庭の一間を大きくしただけの構造であったパブが大型化し,ガラスなどを多用した豪華な内・外装をほどこし,〈ジン御殿gin palace〉などと呼ばれるほどの独立の建物になったのは1830年代で,このころから内部が仕切られ,パブとサルーン(いくらか上客向きの席で,同じ酒類がやや高く売られる)に区分されるようになった。しかし,ロンドンなどの大都会では,今ではこの区別のないパブが多くなっている。…

※「サルーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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