サンフアン大聖堂(読み)サンフアンダイセイドウ

デジタル大辞泉 「サンフアン大聖堂」の意味・読み・例文・類語

サンフアン‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【サンフアン大聖堂】

Catedral de San Juan》米国領プエルトリコの都市サンフアンにある大聖堂。旧市街中心部に位置する。1521年創建の市内最古の大聖堂だったが、ハリケーンにより倒壊。のちにゴシック様式で再建され、19世紀に現在見られるネオバロック様式の聖堂に改築された。同地を治めたポンセ=デ=レオン遺骨が納められている。1983年、「ラ‐フォルタレサとプエルトリコのサンフアンの歴史地区」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「サンフアン大聖堂」の解説

サンフアンだいせいどう【サンフアン大聖堂】

プエルトリコ最大の都市サンフアンにある大聖堂。サンホセ広場からクリスト通りを2ブロックほど進んだエリアにあり、サンフアンで最も古い歴史を持つ建造物の一つである。1521年に建設されてハリケーンで壊滅したが、1540年に再建された。淡いピンクと白の色合いが美しいといわれ、現在でも16世紀のゴシック建築丸屋根などを見ることができる。インディヘナ毒矢に刺されて亡くなったプエルトリコ初の総督、ファン・ポンセ・デ・レオンの遺体が眠っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android