ザーネン

デジタル大辞泉 「ザーネン」の意味・読み・例文・類語

ザーネン(〈ドイツ〉Saanen)

家畜ヤギの一品種。スイスのザーネン渓谷の原産乳用種で、毛色は白。日本で最も多く飼養される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ザーネン」の意味・読み・例文・類語

ザーネン

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Saanen ) スイスのベルン地方のザーネ渓谷原産の乳用山羊。体高八〇センチメートル内外。毛色は白色で、ふつう雌雄とも角がない。乳は脂肪分に富む。性質温順で寒さに強く、各品種のなかでもっとも乳量が多い。日本には明治時代輸入され、現在、日本で飼養するヤギのほとんどがザーネン種または改良された日本ザーネン種である。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android