温順(読み)オンジュン

デジタル大辞泉 「温順」の意味・読み・例文・類語

おん‐じゅん〔ヲン‐〕【温順】

[名・形動]おとなしくすなおなこと。また、そのさま。「温順な人」
[類語]内気弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり小心小胆怯懦怯弱意気地なし小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断やわやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く・音を上げる悲鳴を上げる・気が弱い腰が弱い煮え切らない肝が小さい・肝っ玉が小さい・柔順従順温柔温良順良素直穏和おだやか物静かおとなしやか控えめ優しい・内向的・人見知りしんねりむっつりシャイ心静か安らか安穏のどか悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のんどりしなやかしとやかなよやかなよなよしっとり物柔らか静静しずしずソフトおっとり婉然えんぜんしおらしい閑語たおやかナイーブ心優しい柔和温雅鷹揚おうよう静心しずこころ従容しょうよう悠悠閑閑おおどかつつましい奥ゆかしい泰然自若平静冷静しみじみしっぽりしんみり静まる温顔温容春風駘蕩たいとう穏便粛粛静謐せいひつ静粛

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精選版 日本国語大辞典 「温順」の意味・読み・例文・類語

おん‐じゅんヲン‥【温順】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) (人柄言動などが)おだやかで、すなおなこと。ひかえめで、やさしいさま。温和、柔順なさま。
    1. [初出の実例]「今出川殿の御事は、其代の物ども見へし所はいかにも温順の人にてましましき」(出典:読史余論(1712)三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐宋弘伝〕

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