シャンバラ伝説(読み)シャンバラでんせつ

世界大百科事典 第2版の解説

シャンバラでんせつ【シャンバラ伝説】

チベットの奥地に存在するといわれる仏教徒のユートピア,シャンバラShambhala(Shambala)をめぐる伝説。後7世紀ころからチベットの仏教文献にその名が現れるようになり,シャンバラを聖なるに見立てた曼荼羅も制作されている。チベット仏教のもっとも高遠な教えといわれる〈カーラチャクラ・タントラ〉(〈時の輪の教義〉の)を信仰するこの聖都には,精霊軍団を率いる帝王がいて,やがて起こる最終戦争に勝利して世界に永遠の黄金時代を招来するという。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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