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シャーフィイー al-Shāfi‘ī

世界大百科事典 第2版の解説

シャーフィイー【al‐Shāfi‘ī】

767‐820
イスラムの法学者。スンナ派法学派の一つシャーフィイー派の祖。クライシュ族の血を引く。ガザで生まれたが,幼くして父を失い,母とメッカで貧しい幼年時代を過ごした。ベドウィンからアラブ古詩を学び,メッカで法学を学んだ後,メディナマーリク・ブン・アナスに師事した。官職についたが,シーア派蜂起との関係を疑われ投獄,釈放された後は,各地で学びかつ教え,エジプトで没した。主著は《起源の書Kitāb al‐umm》。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャーフィイー
しゃーふぃいー
Muammad ibn Idrs al-Shfi‘
(767―820)

イスラム教のスンニー派法学理論の大成者。彼の教説から、スンニー派公認の四法学派の一つシャーフィイー学派が生まれた。メッカで育ち、メディナでマーリク・イブン・アナスのもとで法学を学び、イラク、エジプトで活動した。彼の墓はエジプトのフスタートにあり、後世巡礼地となった。イスラム法の法源を、コーラン、スンナ(預言者ムハンマドの範例)、イジュマー(イスラム共同体の合意)、キヤース(類推的判断)の四つに限り、法学の基礎を確立した。[鎌田 繁]

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