シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区(読み)シュトラールズントおよびヴィスマルのれきしちく

世界遺産詳解の解説

シュトラールズントおよびヴィスマルのれきしちく【シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区】

2002年に登録された世界遺産(文化遺産)。シュトラールズントとヴィスマルはドイツ北部バルト海に面した中世の都市で、ともにメクレンブルク・フォアポンメルン州に属している。シュトラールズントは1234年に都市権を獲得し、1278年にハンザ同盟都市の一員となった。三十年戦争(1618~1648年)によってスウェーデン領となるが、ナポレオン戦争の後にプロイセン支配下となる。ヴィスマルは1229年に都市権を獲得し、バルト海で猛威をふるう海賊からの通商交通路の防衛を目的にリューベックなどと協力した。シュトラールズントと同様にスウェーデン領となり、1903年にスウェーデンが権利を放棄するまで続く。シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区はゴシック建築のドーベラナー大聖堂など建造物に特徴があるほか、焼きレンガの壁も素晴らしい。ザンクト・ニコライ聖堂も有名。建造技術の発展に貢献した地域であり、歴史的に重要な建造物が残っていること、景観が保存されていることなどが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Centres of Stralsund and Wismar

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

百科事典マイペディアの解説

シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区【シュトラールズントおよびヴィスマルのれきしちく】

ドイツ北部,メクレンブルク・フォアポンメルン州にともある歴史地区。中世にハンザ同盟都市として繁栄。ドーベラナー大聖堂などのゴシック様式の建築物やレンガ造りの壁や建物が良好な状態で残っている。2002年に世界文化遺産に登録。

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