シラバス(読み)しらばす(英語表記)Syllabus

翻訳|syllabus

知恵蔵「シラバス」の解説

シラバス

授業科目の授業計画大要。大学の授業の名前や担当する教員の名前、講義の目的、各回の授業内容といったことを示しており、学生がどの講義をとるかを決める際の資料となる。このほか、教員がお互いの授業内容が重ならないように調整したり、学生が授業を評価したりする際にも使われる。2005年度の文部科学省の調べでは、713の全大学が作成している。しかし、準備学習のための具体的な指示や教員に自由に質問できる時間帯(オフィス・アワー)を明示している大学は半分にも満たないなど、掲載内容には大学間で差がある。

(増谷文生 朝日新聞記者 / 2008年)

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とっさの日本語便利帳「シラバス」の解説

シラバス

講義概要。講師が学生に示す授業全体の計画書。授業の目標・内容・参考図書・成績評価の方法などが記され、学習計画を立てる指針となる。

シラバス

一年間または一学期間の、講義内容の概略

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精選版 日本国語大辞典「シラバス」の解説

シラバス

〘名〙 (syllabus) 講義の摘要。講義要目。学年あるいは学期中の授業・講義の計画や概略を各時限ごとに記したもの。

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デジタル大辞泉「シラバス」の解説

シラバス(syllabus)

講義の摘要。講義要目。学年あるいは学期中の授業・講義の計画や内容の概略を各時限ごとに記したもの。

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大学事典「シラバス」の解説

シラバス

科目の設計(目標,方略,評価)を記載し,学生に明示するもの。カリキュラムを実現するためには,個々の科目も教育目的に応じて設計され,シラバスに記載される必要がある。教員が何を教えるかではなく,学生が何を学ぶかが重要なので,シラバス記述の主語は学生でなければならない。学生はシラバスを見て,その科目の意義と目標を確認し,目標達成に向けて方略に従い学習を重ねる。詳細なシラバスがあれば,たとえ担当者が不在でも他の教員がそのクラスを指導することができる。シラバスは講義の開始前に用意されているべきであるし,原則として講義はシラバスどおりに実施されるべきである。この意味で,シラバスは大学(教員ではない)と学生との間で契約書のように機能する。目標は,理念を表す一般目標と具体的な到達目標に分割する場合もある。到達目標は行動的でなければならない。この行動ができたかどうかを確認することが学習評価である。したがって,シラバスに記載されたすべての到達目標は評価されなければならない。また,フィードバックの機能を有し,毎年シラバスが洗練されていく仕組みも必要である。
著者: 細川敏幸

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