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シリウスの伴星 シリウスのばんせいCompanion of Sirius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シリウスの伴星
シリウスのばんせい
Companion of Sirius

正式名はシリウスB。光度 8.54等。スペクトル型 wA5の白色矮星。その直接発見より前の 1834年,主星Aの固有運動の蛇行から連星であることが予測され,アメリカの A.クラークが 62年に発見。その後の観測によって,その星の半径は太陽の 0.016倍,質量は太陽の 1.02倍,したがって密度が水の 40万倍に達することが確かめられ,白色矮星発見の第1号となった。 (→シリウス )

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世界大百科事典 第2版の解説

シリウスのばんせい【シリウスの伴星 companion of Sirius】

シリウスのまわりを50.1年の周期で公転している星があり,シリウスの伴星と呼ばれている。この星は白色矮星(わいせい)の発見に導いたものとして有名である。すなわち,1844年に,F.W.ベッセルは,シリウスの運動が直線でなく,ふらついていることを見いだし,暗くて見えない星を伴っていると考えた。シリウスの主星よりも10等級(1万倍)も暗いこの伴星は,1862年にクラークA.G.Clark(1832‐97)によって見つけられた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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