ジェミラ

デジタル大辞泉 「ジェミラ」の意味・読み・例文・類語

ジェミラ(Djémila)

アルジェリアの首都アルジェの東約250キロメートルにある町。神殿劇場・集会場などの、古代ローマの都市遺跡が残る。町の名はアラビア語で「美しい」を意味する。1982年、世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界遺産詳解 「ジェミラ」の解説

ジェミラ【ジェミラ】

1982年に登録されたアルジェリアの世界遺産(文化遺産)で、首都アルジェの東にある古代ローマ時代の都市遺跡。特に山の地形に合わせたローマ建築特色があって、1世紀にローマの植民都市として建設され、2~3世紀に最盛期を迎えた。216年に建設された凱旋門があり、神殿、劇場、共同浴場、公共広場、バシリカアーチ街路、住居群などの壮大な遺跡が残る。こうした歴史的例証を守るため、世界遺産に登録された。◇英名はDjémila。ジェミラはアラビア語で「美しい」を意味する。

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェミラ」の意味・わかりやすい解説

ジェミラ

クイクル」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android