ジャンルイジ ブッフォン(英語表記)Gianluigi Buffon

現代外国人名録2016 の解説

ジャンルイジ ブッフォン
Gianluigi Buffon

職業・肩書
サッカー選手(ユベントス・GK)

国籍
イタリア

生年月日
1978年1月28日

出生地
カルラーラ

受賞
世界最優秀GK賞(4回)

経歴
父は陸上砲丸投げのイタリア代表、母は砲丸投げと円盤投げの元国内記録保持者、2人の姉はバレーボールの五輪代表で、親戚中がスポーツのエリートという家庭に育つ。11歳まではMFの攻撃的な選手だったが、1990年W杯イタリア大会で旋風を巻き起こしたカメルーン代表のGKトーマス・ヌコノに憧れ、GKを選択。地元クラブで力をつけ、’94年パルマ入団、’95年17歳でセリエAにデビュー。パルマではUEFA杯とイタリア杯で優勝を経験。2001年当時GK史上最高の1050億リラで強豪ユベントスに移籍。2002年、2003年、2005年シーズン、リーグ優勝。2006年に八百長問題で2部降格したチームの復活に貢献。一方、U-16よりイタリア代表入りし、1997年10月対ロシア戦でデビュー。’98年W杯フランス大会はメンバー入りするが、出場はなし。2000年6月ノルウェーとの親善試合で左手骨折。2002年W杯日韓共催大会は守護神として活躍。2006年W杯ドイツ大会でも正GKを務め、イタリアの6大会ぶりの優勝に貢献。ヤシン賞(最優秀GK)を受賞した。2007年国際サッカー歴史記録学会(IFFHS)選定により、2年連続4度目の世界最優秀GK賞を受賞。2010年W杯南アフリカ大会でも正GKだったが、坐骨神経痛によりグループリーグ初戦のパラグアイ戦前半で交代、以降の出場はなかった。その後、椎間板ヘルニア手術を受け、2011年シーズン前半はリーグ戦を全て欠場、不本意なシーズンに終った。2012年、2013年シーズン、リーグ2連覇。イタリア代表主将を務め、2012年UEFA欧州選手権(EURO2012)、2013年夏のコンフェデレーションズ杯にも正GKとして出場。2013年10月対デンマーク戦でイタリア代表最多の通算137試合出場。2014年W杯ブラジル大会代表に選ばれ、アントニオ・カルバハル(メキシコ)、ローター・マテウス(ドイツ)に次いで史上3人目となるW杯5大会連続出場を果たす。イタリアはグループリーグ敗退。安定したセービング定評があり、2006〜2007年FIFA年間ベストイレブン。191センチ、83キロ。利き足は右。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 の解説

ジャンルイジ ブッフォン
Gianluigi Buffon
サッカー

サッカー選手(ユベントス・GK)
生年月日:1978年1月28日
国籍:イタリア
出生地:カルラーラ
受賞歴:世界最優秀GK賞(4回)
経歴:父は陸上・砲丸投げのイタリア代表、母は砲丸投げと円盤投げの元国内記録保持者、2人の姉はバレーボールの五輪代表で、親戚中がスポーツのエリートという家庭に育つ。11歳まではMFの攻撃的な選手だったが、1990年W杯イタリア大会で旋風を巻き起こしたカメルーン代表のGKトーマス・ヌコノに憧れ、GKを選択。地元クラブで力をつけ、’94年パルマに入団、’95年17歳でセリエAにデビュー。パルマではUEFA杯とイタリア杯で優勝を経験。2001年GK史上最高の1050億リラ(当時)で強豪ユベントスに移籍。2002年、2003年、2005年シーズン、リーグ優勝。2006年に八百長問題で2部降格したチームの復活に貢献。一方、19歳でイタリア代表入りし、1997年10月対ロシア戦でデビュー。’98年W杯フランス大会はメンバー入りするが、出場はなし。2000年6月ノルウェーとの親善試合で左手を骨折。2002年W杯日韓共催大会は守護神として活躍。2006年W杯ドイツ大会でも正GKを務め、イタリアの6大会ぶりの優勝に貢献。ヤシン賞(最優秀GK)を受賞した。2007年国際サッカー歴史記録学会(IFFHS)選定により、2年連続4度目の世界最優秀GK賞を受賞。2010年W杯南アフリカ大会でも正GKだったが、坐骨神経痛によりグループリーグ初戦のパラグアイ戦前半で交代、以降の出場はなかった。その後、椎間板ヘルニアの手術を受け、2011年シーズン前半はリーグ戦を全て欠場、不本意なシーズンに終った。2012年、2013年シーズン、リーグ2連覇。イタリア代表のキャプテンを務め、2012年UEFA欧州選手権(EURO2012)、2013年夏のコンフェデレーションズ杯にも正GKとして出場。安定したセービングに定評があり、2006〜2007年FIFA年間ベストイレブン。191センチ、83キロ。利き足は右。

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