キャプテン(読み)きゃぷてん(その他表記)CAPTAIN

デジタル大辞泉 「キャプテン」の意味・読み・例文・類語

キャプテン(captain)

集団の統率者。船長艦長機長チーム主将など。
[類語]主将キャップ大将船長艦長船頭

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精選版 日本国語大辞典 「キャプテン」の意味・読み・例文・類語

キャプテン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] captain 首領、統率者の意 )
  2. スポーツのチームの主将。〔新式ベースボール術(1898)〕
  3. 共同作業における統率者。キャップ。
    1. [初出の実例]「この人がまあ網の方のキャプテンだだ」(出典:海肌の匂い(1949)〈武田泰淳〉)
  4. 船長。おもに船員が使う語。
    1. [初出の実例]「夫れ以来はジャーデン・ハウスのキャプテンとなり、長崎のジャーデン・ハウス支店に居て、東洋通ひの飛脚船の船長を勤めて居った」(出典:報知新聞‐明治四一年(1908)一月一一日)
  5. 飛行機の機長。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キャプテン」の意味・わかりやすい解説

キャプテン
きゃぷてん
CAPTAIN

character and pattern telephone access information networkの略で、電話回線文字情報ネットワークと訳される。家庭のテレビ受像機やパソコンを電話回線を介してコンピュータセンターと接続し、会話形式によって画像情報の提供などを行うメディア。1978年(昭和53)から郵政省(現総務省)と日本電信電話公社(1985年、民営化によって日本電信電話株式会社=NTTとして再発足)が開発を進め、1984年11月からサービスが開始された。1999年(平成11)7月のNTT分割後はNTTコミュニケーションズがサービスを提供。キャプテンはNTTの商品名で、国際的には、ビデオテックスvideotexと総称される。キャプテンによって、家庭やオフィスにいながらにして、ニュース、天気予報、趣味、娯楽などの情報を利用できるばかりでなく、テレビショッピング、座席予約などの多彩なサービスの利用が可能になる点で、その普及発展が期待された。

 しかし、利用者端末が高価なこと、提供サービスが少ないこと、さらにその後のコンピュータの急速な普及と処理速度伝送速度の向上、文字と画像を扱うサービス(とくにWWW=ワールド・ワイド・ウェブworld wide webの略)の利用が可能なインターネットの普及により、2002年(平成14)3月31日にサービスを終了した。

[石島 巖]

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デジタル大辞泉プラス 「キャプテン」の解説

キャプテン

①ちばあきおによる漫画作品。球拾いしかしたことのなかった転校生が強豪校から来たためにキャプテンにさせられ、悪戦苦闘しながら成長していく青春野球漫画。『別冊少年ジャンプ』1972年2月号~1974年8月号、『月刊少年ジャンプ』1974年9月号~1979年3月号に連載。集英社ジャンプコミックス全26巻。第22回(1976年度)小学館漫画賞 少年少女部門受賞。2007年には室賀厚監督により実写映画化された。
②①を原作とする日本のテレビアニメ。放映は日本テレビ系列(1983年1月~7月)。制作:エイケン。野球をテーマにしたスポーツもの。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「キャプテン」の解説

CAPTAIN

1981年から日本でサービスが始まった、ビデオテックスサービスの名称。ビデオテックスとは、ホストからユーザー端末へ静止画像(文字や図形)の送信が可能な双方向通信システム。

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