コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

坐骨神経痛 ざこつしんけいつう sciatica

翻訳|sciatica

2件 の用語解説(坐骨神経痛の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

坐骨神経痛
ざこつしんけいつう
sciatica

坐骨神経の走行に沿って殿部から大腿後側,下腿外側,足背にかけて,上部から下方に放散する神経痛椎間板ヘルニア,腰椎カリエス,脊椎外傷,アルコールなどの中毒性疾患,梅毒などの感染症,糖尿病など,種々の原因がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

坐骨神経痛
ざこつしんけいつう

坐骨神経に沿っておこる激しい神経痛で、大部分は外傷による腰仙椎(ようせんつい)の椎間板ヘルニアで坐骨神経根が圧迫されるためにおこる。腰椎の変形性脊椎(せきつい)症を伴っていることも少なくないが、まれには癌(がん)の転移やカリエス、糖尿病などによる坐骨神経の障害が原因のこともある。壮年の男性に多く、ぎっくり腰や重い荷物を担いだ拍子に激痛が腰から足先にかけておこることが多い。痛みは寝返りや中腰、立ち上がりなど体の位置を変えるときに激しくおこりやすい。激しい放散痛とともに、坐骨神経、ことに圧迫された知覚神経に沿って感覚の鈍麻と足の背屈などの筋力が低下してくる。安静にして寝ていれば痛みはやや軽くなるが、足を伸ばしたまま上に高くあげると坐骨神経が引っ張られて激痛を生じ、診断の決め手となる。これをラセグ徴候Lasgue signという。
 治療は、安静とともにアスピリンなどの鎮痛剤や神経の浮腫(ふしゅ)をとるためにステロイド剤を投与する。痛みがすこし軽減したら牽引(けんいん)療法で圧迫を除去し、コルセットを着用して保存療法を行う。神経ブロック療法なども行われる。大部分は保存療法で軽快するが、症状が重度の場合には椎弓切除その他外科的療法が必要な場合も少なくない。[里吉営二郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

坐骨神経痛の関連キーワード脛骨神経尺骨神経脊髄神経座骨神経座骨神経痛大腿静脈坐骨神経(座骨神経)坐骨神経痛(座骨神経痛)坐骨神経炎坐骨神経麻痺

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

坐骨神経痛の関連情報