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ジュリーニ Carlo Maria Giulini

世界大百科事典 第2版の解説

ジュリーニ【Carlo Maria Giulini】

1914‐
イタリアの指揮者。一時トスカニーニに学ぶ。1944年ローマでデビュー。第2次世界大戦後,51年ベルガモ音楽祭でM.カラスと《椿姫》を共演した頃からオペラに進出,54年ミラノのスカラ座の首席指揮者となったが,3年後には辞任して欧米各地のオーケストラに客演。78年にZ.メータの後任としてロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督となった。イタリア人特有の豊かな歌謡性と知的な構成力とを兼ね備え,とくにF.シューベルトドボルジャーク,G.マーラーの交響曲の演奏が高く評価されている。

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百科事典マイペディアの解説

ジュリーニ

イタリアの指揮者。バルレッタ生れ。サンタ・チェチーリア音楽院卒業。ビオラ奏者の時代を経て,ローマ・イタリア放送交響楽団やミラノ・イタリア放送交響楽団の音楽監督などを務め,1953年にスカラ座の首席指揮者となる(1956年辞任)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジュリーニ
じゅりーに
Carlo Maria Giulini
(1914―2005)

イタリアの指揮者。ベローナ近郊バルレッタに生まれ、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でビオラ、作曲、指揮を学ぶ。ビオラ奏者として活動ののち、1944年指揮者としてデビュー。ローマ放送管弦楽団、ミラノ放送管弦楽団、ミラノ・スカラ座を経て、69~73年シカゴ交響楽団首席客演指揮者、73~76年ウィーン交響楽団首席指揮者、78~84年ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督を務めた。1960年(昭和35)イスラエル・フィルハーモニーと初来日。ドイツの交響作品を得意にし、それらを優美に、色彩感豊かに表現するのに独特の能力を発揮する。それがとくにイギリスとアメリカで高く評価された。[岩井宏之]
『ロバート・チェスターマン著、中尾正史訳『マエストロたちとの対話』(1995・洋泉社) ▽吉田秀和著『吉田秀和作曲家論集5 ブラームス』(2002・音楽之友社)』

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