ジョージ・A. ムーア(英語表記)George Augustus Moore

20世紀西洋人名事典 「ジョージ・A. ムーア」の解説

ジョージ・A. ムーア
George Augustus Moore


1852 - 1933
英国の小説家,詩人,戯曲家,美術評論家。
メーヨー県ムーア・ホール(アイルランド)生まれ。
青春時代をパリの文学者、画家の中で過ごし象徴派風の詩作をするようになった。1879年に帰国後は小説家に転じ、英国自然主義の代表的作家となる。反カトリックの立場を取りながら宗教的関心土台とした作品も著している。一時期イェーツらとともにアイルランド文芸復興にも関与した。著書詩集情熱の花」(1878年)、「異端の詩」(1881年)、自叙伝「ある若者の告白」(1888年)、小説「役者の妻」(1885年)、「尼僧テレサ」(1901年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android