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スズキ スズキ Lateolabrax japonicus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スズキ
スズキ
Lateolabrax japonicus

スズキ目スズキ科の魚。体は側扁しやや細長い。全長 60cmをこえる。体の上面は鉛青色で下面は白色。沿岸の浅海にすみ,ときに川をさかのぼる。川口付近で産卵する。幼魚は淡水中で生活し,のち海に入る。

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スズキ
スズキ

軽四輪車トップ二輪車3位のメーカー。 1909年鈴木式織機製作所として創立,20年株式会社に改組して鈴木式織機設立。織機の生産を主体としていたが,51年バイクエンジンの試作に着手し,52年モーターバイクを発表,続いて数機種を発売して自動車産業への転換をはかった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

スズキ

スズキ科の魚。成長段階によって多くの地方名があり,東京付近では幼魚をセイゴ,やや大きいものをフッコ,成魚をスズキという。全長最大1m。体は側扁し,背面は灰青色,腹面は銀白色。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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栄養・生化学辞典の解説

スズキ

 [Lateolabrax japonics].スズキ目スズキ科の海産魚.60cmになる.食用にする.

出典|朝倉書店
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食の医学館の解説

すずき【スズキ】

《栄養と働き&調理のポイント
 成長するにつれて呼び名がかわる出世魚。生まれたては「コッパ」、20~30cmを「セイゴ」、30~50cmを「フッコ」、3~4年経ち60cmを超えると「スズキ」といいます。
 旬(しゅん)は6月~8月。えらがピンとしていて皮がきれいなほど鮮度の高い証拠。刺身やあらいにすると、シコシコと歯ごたえがよく、塩焼きちり鍋、蒸しもの、フライとしても調理されます。
○栄養成分としての働き
 スズキは、リンや鉄、カリウムなどのミネラル、そしてビタミンAやビタミンB1、Dを含みます。
 リンは歯や骨をつくる主材料となり、神経や筋肉の機能を正常にする働きがあります。
 レチノールは粘膜(ねんまく)の生成を助け、目の乾燥を防ぎ、かぜなどを予防します。ビタミンB1は疲れを緩和させ、手足のしびれ、むくみ、食欲不振の症状を防ぎ、Dはカルシウムの吸収を助けます。
○漢方的な働き
 中国では、胃腸の調子をととのえ、機能を高める魚で、利尿作用や安胎作用があるので、妊娠高血圧症候群妊娠中毒症)や流産の予防としてスズキが食べられます。

出典|小学館
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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

スズキ

正式社名「スズキ株式会社」。英文社名「SUZUKI MOTOR CORPORATION」。輸送用機器製造業。明治42年(1909)前身の「鈴木式織機製作所」創業。大正9年(1920)「鈴木式織機株式会社」設立。昭和29年(1954)「鈴木自動車工業株式会社」に改称。平成2年(1990)現在の社名に変更。本社は浜松市南区高塚町。自動車オートバイ会社。小型車・2輪車製造の大手。インドなど新興国市場で実績。東京証券取引所第1部上場。証券コード7269。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スズキ
すずき / 鱸
Japanese sea perch
[学]Lateolabrax japonicus

硬骨魚綱スズキ目スズキ科に属する海水魚。北海道から鹿児島、および台湾、朝鮮半島、中国などの沿岸に分布する。全長1メートルに達し、体は長く側扁(そくへん)する。体色は背側は青灰色で、腹側は銀白色である。若魚は背側や背びれに小黒点が散在するが、成魚では消える。しかし渤海(ぼっかい)、黄海産のものは、成魚でも大きな黒点があり、有明(ありあけ)海産のものも小黒点がある。
 成育年齢により呼び名が変わるので出世魚とよばれ、東京付近では25センチメートルぐらいの1歳魚をセイゴ、50センチメートルぐらいの2、3歳魚をフッコ(中国地方ではハネという)、60センチメートル以上のものをスズキとよぶ。元来海産魚で、内湾や沿岸の瀬のある岩場や小石の多い所に好んですむが、成長や季節によって生息場所をかえる。若魚時代は内湾で生活し、また川にも遡上(そじょう)する。冬には沿岸の深みで越冬する。成魚になれば湾外の深所にすむ。雌は3年の終わり、雄は2年の終わりから成熟する。
 産卵期は11月から翌年1月の冬季で、外海に面した急深な岩礁性の沿岸部で産卵する。卵は浮性卵で、卵径1.22~1.45ミリメートル。水温14℃のとき4、5日で孵化(ふか)する。1年で20センチメートル、2年で34センチメートル、3年で45センチメートル、4年で54センチメートル、5年で63センチメートル、6年で70センチメートルに成長する。口が大きく、幼魚は内湾の藻場(もば)でアミなどの小形甲殻類を食べ、成長するとエビ、カニ、ゴカイ、小魚などを貪食(どんしょく)する。美味な魚で、古代人もこの魚をよく食べていたことは、貝塚から骨が発見されることからもうかがえる。また、古くからめでたい魚として祝い事に供える地方がある。夏は脂肪がのり、もっとも美味で高価である。近縁種にヒラスズキL. latusがあるが、この種は体高がやや高く、腹びれが黒く、下顎(かがく)の腹面に一列の鱗(うろこ)があることなどでスズキと区別される。また、この種はスズキと異なり川に入らない。[片山正夫]

釣り

船釣りでは、サイマキとよばれる生きた小形のクルマエビをおもな餌(えさ)としてねらう。東京湾では先調子の2~4.5メートル竿(さお)に中オモリ仕掛けか片天ビン仕掛けで釣る。竿先にくる魚信はかなり小さい。スズキよりもやや小形のフッコ級を船からルアーで釣る所もある。ルアーはプラグやジグといったものがよい。
 防波堤では生きたモエビのフカセ釣り、ルアー釣りだが、夜は電気ウキや電子ウキをつけイソメ類の餌をつけてねらってもよい。河口付近でもフッコ、スズキが釣れる。これにはブッコミ釣りが向くが、スズキ用のルアーでのキャスティングもヒットする確率は高く、この場合は日没時から夜がよい。
 磯(いそ)釣りはウキ釣り、ルアー釣り。カラーパイプと白色系の羽を組み合わせたギジを玉子形ウキと併用したものを使うと、磯や海岸線でも投げて引いてくる釣り方で楽しめる。[松田年雄]

調理

味は淡泊で、夏にうま味がのる。刺身、洗い、塩焼き、椀種(わんだね)などにするが、とくに酢みそで食べる洗いは夏の味覚の代表の一つである。島根県宍道湖(しんじこ)ではスズキの奉書焼きが有名である。スズキを姿のまま奉書で巻き、オーブンで蒸し焼きにして、熱いところをおろししょうが、もみじおろし、刻みねぎなどを添えたしょうゆで食べる。ほんのり焦げた奉書の香りが魚に移って風味がよい。[河野友美・大滝 緑]

民俗

スズキは熊野の神の神魚とされる。熊野の神が川に落とした巻物を拾ったのがスズキであるといい、熊野の神職の流れである鈴木氏の者は、スズキを食べてはならないという古伝がある。『平家物語』の「鱸(すずき)」の章には、熊野信仰とスズキの関係が具体的にみえており、熊野詣(もう)でに行く平清盛(きよもり)の乗った船にスズキが飛び込んだのを、平家繁栄の前兆としている。
 スズキは、川にも上る大きな魚として神聖視されたらしい。愛知県東加茂(ひがしかも)郡の山村には、川を上ってきたスズキを簗(やな)でとって食べたところ、祟(たた)ったので、これを祀(まつ)ったという神がある。夜中に、名のある魚が通るから簗をどけろという声がしたが、そのままにしておいたら簗にスズキがかかっていたという。川に上ったスズキはとらない習慣があったのであろう。スズキは神饌(しんせん)としても特別扱いにされ、秋田県ではスズキの丸焼き2尾を婚礼のときに用いる風習があった。『古事記』の大国主命(おおくにぬしのみこと)の国譲り神話にも、神饌に大きなスズキを料理して供えたことがみえる。
 神奈川県茅ヶ崎(ちがさき)市には、河童(かっぱ)がお礼にスズキ2尾を持ってきて、かまどの上に置いていったという話があるが、これは火の神にスズキを供えた習俗の名残(なごり)であろう。[小島瓔

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